夢や目標の設定方法とは!?

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質問です、あなたには夢がありますか!?

 

shutterstock_夢みる人

 

この問いを投げかけると、

・自分には夢といえるものがない

・やりたい事はあるけど夢とはいえない

・どう、つくればいいのかわからない

など、ネガティブな表現で答えが返ってくることが数多くあります。

 

それでも、心の中では、

「夢や目標をもつことは必要である」

と、その必要性や重要性については認識しているのです。

 

ネガティブな返答をした方でも

・こんなふうにしてみたいな

・あんなふうになれたらいいな

といったような願望をもつことがあると思います。

 

実は、夢や目標をつくるときには、ポイントがあります。それは、必ず内容と期限(具体的な日付)を入れ、断定系の言葉で締めくくるようにしてつくるということです。

 

 

将来に対するイメージ..

 

私たち、特に日本人は、幼少の頃から、

”常識の範囲内で物事を見たり判断したりすること”や”反省すること”を良かれとする文化で育てられてきています。

 

「〜したらダメだって言ったでしょ、反省しなさい」、「ばかげた事を考えてないでできることをやりなさい」などのようなネガティブな言葉やネガティブなニュアンスを含む言葉を子どもたちに投げかける親、教師が多くいます。

 

したがって、小さな頃からネガティブな言葉やネガティブなニュアンスを含む言葉をかなり多く聞かされているわけです。

 

shutterstock_凹む子

 

幼い頃から耳に入る身近な大人の言葉は、子どもたちの潜在意識内に刷り込まれ留まります。言うなれば、子どもたちの意思に関わらず、大人が発する言葉や言葉のニュアンスが子どもたちの脳に自動的にプログラミングされてしまうのです。

 

そして、プログラミングされたものがその子どもの常識になり、物事を判断したり考えたりするときの指標(判断基準)のひとつになっていくわけです。

 

日本にはそもそも褒めるという文化が欧米諸国に比べて根付いていません。つまり、ポジティブな言葉を他人から聞く機会が少ないということです。

 

さらに、謙譲を美徳とする文化があり、褒められても謙遜してしまう風潮があります。

 

一方で、人間の脳は、ネガティブな体験に伴う恐怖、戦慄、悲しみなどの強い感情を深く記憶に残すようにプログラミングされていることもあって、脳や潜在意識の中にはネガティブな情報やデータが数多く蓄積されています。

 

このような理由もあって、私たちは将来に対する肯定的なイメージを描きづらくなっているのです。

 

 

夢と目標

 

私が学んだSBTスーパーブレイントレーニングでは、夢は「今の実力を無視して立てる非常識目標」、目標は「今の実力から考えて努力すれば達成できると思えること」と定義しています。

 

言うなれば、目標とは夢実現までの進捗状況を的確に判断するためのナビの役割、ということになります。

 

 

shutterstock_夢に向かう

 

では、一旦、ここで、夢の必要性について考えてみることにしましょう。夢の必要性については賛否両論意見が分かれるようですが、私は必要だと考えています。

 

それは、もし目標だけで夢がないと、目標を達成したときにそれ以上に目指すものがなくなってしまい、脳は目指すものがないとヤル気がなくなってしまうという特徴があるからです。

 

ですから、目標を設定するときには、必ずその先の夢とセットにすることが望ましいことになります。

 

 

私たちの脳の特徴..

 

私たちが願望を思い描くとき、

たとえば、

・将来は、歌手になりたいなぁ

・ヨーロッパに旅行に行きたいなぁ

などと思うとき、私たちは無意識のうちに「ワクワク」した気持ちになって、”歌手になっている自分の姿”や”ヨーロッパ旅行をしている自分の姿”を思い描いています。

 

私たちは、このように自分が「ワクワク」することに対しては、苦労も苦労と思わず懸命に練習をしたり、調べたりするのです。

 

熱中していて、時間が経っていることに気づかず、ふと時計を見ると夜が更けていた、食事をとることを忘れていた、そんな経験が一度や二度ある方も多いのではないでしょうか。

 

その一方で、子どもの頃、帰宅してすぐに遊びに出ようとしたら、「宿題してからにしなさい」と親から言われ、渋々机に向かったものの15分ほどで飽きてしまい、気がつくと漫画を手にしていた、テレビゲームで遊んでいた。そんな経験もおありではないでしょうか。

 

私たちの脳は、自分が「楽しい、ワクワクする」と思えることしか、集中が続かないという特徴があります。

 

shutterstock_楽しいこと

 

 

今の例で説明すると、勉強すること、宿題をすることが「大切なこと」と、その子も理解はしているのです。

 

でも、この子にとって、勉強をすることは「楽しいこと」ではなく「楽しくないこと」なのです。

 

言い換えると、「勉強は大切なことなので、しなければならないことは分かっている。でも、心からしたいとは思わない。」という状態です。

 

この子にとって、勉強は”しなければならないこと”、つまり嫌々ながら義務感で取り組むものという位置付けになっているということなのです。

 

 

夢や目標の描き方

 

このように、夢を描く際に注意すべきことは、”〜しなければならない”と感じること、つまり”嫌々ながら”とか”義務感を感じる”ような事柄を無理矢理に掲げても、脳が拒否反応を起こすので長続きはしないということを予め理解しておくことです。

 

たとえ途方もない事のように思えることであっても、自分が「ワクワク」することを夢に掲げるのであれば、”そうありたい”という願望(自分が実現している姿)を思い描くことができ、脳はそのイメージを実現するように働いてくれるようになります。

 

一方、目標は「夢実現までの進捗状況を的確に判断するためのナビの役割」を果たすものなので、夢を実現したいと思うのであれば、予め明確な目標を設定しておく必要があります。

 

shutterstock_一歩一歩

 

たとえば、”英検1級の試験に合格したら、海外に留学して、ゆくゆくは海外移住をしたい”というワクワクする夢をもっている人がいるとしましょう。そして、ざっくりと、夢を”10年後に海外移住”と、夢実現までの至近の目標として”2年後に英検1級合格”、”5年後に海外留学”をと掲げたとします。さらに、夢や目標を”夢目標宣言”として目のとまるところに張り出して、毎朝、自分を鼓舞しようと考えたとします。

 

このとき、夢目標宣言として、どのような表現が適切かということについて説明したいと思います。

 

実は、夢や目標を宣言するときにはポイントがあります。それは、内容と期限の2つを必ず網羅することです。

 

先ほどの例で夢宣言について以下4案があったとして、このなかのどれが適切だと思いますか?

 

(1)  将来、海外に移住する

 

(2) 10年後に海外に移住する

 

(3) 2026年10月1日に海外に移住したい

 

(4) 2026年10月1日に海外移住する

 

まず、第1案は、”将来”ではそれがいつなのかがはっきりしません。具体的な期限が定められていない点でNGです。

 

第2案は、”将来という表現が”10年後”に変わっているので一見良さそうですが、10年後の何月何日なのかがはっきりしないと、10年後の初日なのか最終日なのかによって約365日のずれが生じてしまいます。期限が設定されているようで実は不明確なのでNGです。

 

第3案は期限、内容とも網羅されていて良さそうに思えますが、最後のフレーズ「(移住)したい」の「したい」という箇所がNGです。夢を描く際に「したい」「なりたい」「ありたい」という願望系の言葉で思う分には良いのですが、書き言葉、話し言葉にするときには断定系や言い切り系の「〜する」「〜した」としないと、脳がその実現しているイメージを強く描き続けることができないといった弊害があるのです。つまり、「移住する」「移住した」とすれば良いのです。

 

したがって、このケースの場合は第4案がベストな表現になります。

 

目標宣言をつくるときも同じです。必ず、内容と期限(具体的な日付)を入れ、断定系もしくは言い切り系の言葉で締めくくるようにしてください。

 

ところで、先ほどの”2016年10月1日までに海外に移住する”という夢は確かにワクワクすることかもしれません。でも、その実現のための目標として、”英検1級合格”という関門があります。もし、その人の今の実力からして、”英検1級合格”がかなり高いハードルだった場合、合格に向けた勉強が「〜しなければいけない」といった義務感を感じるものになってしまい集中力が続かなくなることも考えられます。

 

ところで、マイアミ・マーリンズでMLB通算3000本安打を達成したイチロー選手は次のようなことを言っています。

 

「そりゃ、僕だって勉強や練習は嫌いですよ。誰だってそうじゃないですか。つらいし、たいていはつまらないことの繰り返し。でも、僕は子どものころから、目標をもって努力するのが好きなんです。」

 

驚くのは、野球にかけては子どもの頃からコツコツ地道に練習を重ねてきたと報道されているイチロー選手ですら、”野球の練習は嫌いだったという事実”です。

 

それでも、彼が練習を続けることができたのは、”練習”だと考えてしまうと、脳が拒否反応を起こしてしまうので、やることは同じであっても”目標に到達するための努力”と置き換えたことです。”目標をもって努力すること=好きなこと=ワクワクすること”の回路がイチロー選手の脳内に形成され、集中力をもって続けられたというわけです。

 

shutterstock_楽しむ努力

 

このように、自分にとって大切なこと、重要なことだとわかっているのだけれども、なかなか重い腰があがらないようなときには、イチロー選手のように物事の見方、考え方や捉え方を変えて、”大切なこと、重要なこと”を”楽しむ”努力が時には必要となるのです。

 

 

 

まとめ

最近、夢を描けない人が多くいると言われています。

 

過去の失敗や挫折体験から、脳内にネガティブな強い感情とともにマイナス体験のイメージが残り、それをひきずってしまうので、将来への肯定的なイメージを思い描くことができなくなってしまっているのです。

 

そのような方でも。そして誰しも何かしらの願望は持っていると思います。どのような些細なこと、小さなことでも構いません。小さなことで成功体験を積むことで自信がつき、自己肯定感が高まってくると、大きな願望が沸いてくると思います。

 

夢や目標を、考えてみませんか?

1年後には、今よりもずっと先に進んでいる自分に気づくことでしょう..

 

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